犬公卿(読み)いぬくげ

精選版 日本国語大辞典 「犬公卿」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐くげ【犬公卿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「犬」は卑しめ軽んじていう接頭語 ) 地下(じげ)上位で、堂上方などとも縁組のできる押小路大外記と、壬生官務の両家の称。公卿に準ずる両家を卑しめていう語。〔随筆・思ひの儘の記(1860‐90頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android