最新 地学事典 「犬吠層群」の解説
いぬぼうそうぐん
犬吠層群
Inubo Group
千葉県銚子市に分布する一連の海成鮮新統〜更新統。酒井(1990)により命名され,岩相の違いより下位から名洗層,春日層,小浜層,横根層,倉橋層,豊里層と区分されている。犬吠層群は北東に緩く傾斜しており,屏風ヶ浦最東端付近で,最下位の名洗層が基盤岩類を不整合で覆い,分布する全域で未固結の浅海砂礫層からなる香取層に不整合で覆われる。横根層中央部が松山─ブリュン境界に,また豊里層が海洋酸素同位体ステージ(MIS)11に対比されている(Kameo et al., 2006)。
執筆者:岡田 誠
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

