MIS(読み)エムアイエス

デジタル大辞泉 「MIS」の意味・読み・例文・類語

エム‐アイ‐エス【MIS】[Müllerian inhibiting substance]

Müllerian inhibiting substance》⇒ミュラー管抑制物質

エム‐アイ‐エス【MIS】[Minimally Invasive Surgery]

Minimally Invasive Surgery》⇒最小侵襲手術

ミス【MIS】[management information system]

management information system経営情報システムコンピューターを利用して経営情報を体系的に管理し、効率性を高めようというもの。

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精選版 日本国語大辞典 「MIS」の意味・読み・例文・類語

ミス【MIS】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] management information system の略 ) 企業における情報の集中管理システム。経営に必要な情報を収集し、それを総合的に処理して必要な部署へ必要な情報を提供する。経営情報システム。エムアイエス。

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百科事典マイペディア 「MIS」の意味・わかりやすい解説

MIS【エムアイエス】

経営情報システム。management information systemの略で,〈ミス〉と読むこともある。EDPSIDP方式など情報処理の技術的手段の急激な進歩に対応して生まれた経営管理の全体的システム。情報の有効な伝達経営者による状況把握(はあく),意思決定などが随時適切に行えることを目的とし,特にコンピューターに経営参加的役割を果たさせる点に特徴がある。
→関連項目管理会計経営工学システム工学

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化学辞典 第2版 「MIS」の解説

MIS(ミス)
ミス

metal-insulator-semiconductorの略称.現在,集積回路で主流となっているMOS(モス)トランジスターのもととなる金属/絶縁膜/半導体構造のこと.金属のゲートと絶縁膜と半導体からなる構造をつくることで,金属電極からの電気力線により半導体表面に電荷を誘起して,半導体表面の電気伝導を制御する.Siを半導体として用いているトランジスターでは,特別に誘電体としてSiの酸化物であるSiO2が用いられることから,オキサイドのOをとり,metal-oxide-siliconを略称してMOSとよんでいる.液晶ディスプレイスイッチング素子として用いられているアモルファスシリコン薄膜トランジスターは,絶縁膜として窒化シリコン膜を用いており,MIS構造の代表例といえる.


MIS
エムアイエス

metal-insulator-semiconductorの略称.[同義異語]MIS(ミス)

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

流通用語辞典 「MIS」の解説

MIS【management information system】

経営情報システム。企業の経営・管理などの意思決定に必要な情報を収集・分析するためのシステムのこと。近年コンピュータ技術の進歩により、単なるデータベースとしての役割から、企業経営に必要な情報を正確・迅速、しかも効率的に供給することが可能となった。また、定量的な情報だけでなく、定性的な情報を含めたシステムを特にマーケティング情報システム(MKIS)と呼ぶ場合もある。今後は、経営の多角化に対応するための異業種情報の充実など、情報体系の拡大が求められてくる。特に刻々と変化する消費者購買行動を的確に把握するためにPOSシステムなどと連動して、迅速に対応することができるような仕組みを準備する必要がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「MIS」の意味・わかりやすい解説

MIS (ミス)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「MIS」の解説

MIS

経営情報システム。経営者の経営に関する意思決定を支援するシステムのこと。DSSが登場する以前の1960~70年代によく利用された伝統的システムである。なお、MISを発展させたシステムがDSSである。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「MIS」の意味・わかりやすい解説

MIS
えむあいえす

経営情報システム

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「MIS」の意味・わかりやすい解説

MIS
エムアイエス

「経営情報システム」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のMISの言及

【経営情報システム】より

…経営管理に必要な情報を供給するために,組織内に設定された情報システムをいう。今日では原語の略語であるMIS(ミス∥エムアイエス)と呼ぶことが多い。経営情報システムが経営管理の用具としてとくに注目されるようになったのは,コンピューターの利用により情報の大量処理が可能となり,また経営管理に必要な状況や予測をより的確に伝える情報が増加したからである。…

【マーケティング・リサーチ】より

…個別企業におけるマネジメント・ツールとしてのマーケティング・リサーチは,製品ミックスproduct mix(新製品計画,価格決定,銘柄決定,パッケージ問題など),流通ミックスdistribution mix(物的流通,取引流通,販売店対策など),プロモーション・ミックスpromotion mix(人的販売,広告活動,パブリシティなど)に関する諸問題を具体的にとりあげる。そして今日では,これらの諸問題を総合的・効率的に解決するためにマーケティング情報システムmarketing information system(通称MIS)の形態がとられることが多い。MISは,大型コンピューターの出現により意思決定に必要な情報の提供が能率的になったものである。…

【経営情報システム】より

…経営管理に必要な情報を供給するために,組織内に設定された情報システムをいう。今日では原語の略語であるMIS(ミス∥エムアイエス)と呼ぶことが多い。経営情報システムが経営管理の用具としてとくに注目されるようになったのは,コンピューターの利用により情報の大量処理が可能となり,また経営管理に必要な状況や予測をより的確に伝える情報が増加したからである。…

【マーケティング・リサーチ】より

…個別企業におけるマネジメント・ツールとしてのマーケティング・リサーチは,製品ミックスproduct mix(新製品計画,価格決定,銘柄決定,パッケージ問題など),流通ミックスdistribution mix(物的流通,取引流通,販売店対策など),プロモーション・ミックスpromotion mix(人的販売,広告活動,パブリシティなど)に関する諸問題を具体的にとりあげる。そして今日では,これらの諸問題を総合的・効率的に解決するためにマーケティング情報システムmarketing information system(通称MIS)の形態がとられることが多い。MISは,大型コンピューターの出現により意思決定に必要な情報の提供が能率的になったものである。…

【経営情報システム】より

…経営管理に必要な情報を供給するために,組織内に設定された情報システムをいう。今日では原語の略語であるMIS(ミス∥エムアイエス)と呼ぶことが多い。経営情報システムが経営管理の用具としてとくに注目されるようになったのは,コンピューターの利用により情報の大量処理が可能となり,また経営管理に必要な状況や予測をより的確に伝える情報が増加したからである。…

※「MIS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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