犬槙(読み)イヌマキ

デジタル大辞泉 「犬槙」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐まき【犬×槙】

マキ科の常緑高木。関東以南の山地に自生し、高さは約25メートルに達する。葉は扁平な線形または披針ひしん形で、密に互生雌雄異株庭園に植栽し、材は建築材などにする。名は、昔、杉をマキとよんだのに対し、この木を卑しんで呼んだことに由来するという。まき。くさまき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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