岩石学辞典 「状層理」の解説 状層理 泥の中の不連続のレンズ状の砂で,砂はリップルとして形成されリップルの外形が保存されている.レンズと関係のあるレンズ状層理は75%以下のリップルが水平方向と垂直方向に共に隔離している場合に形成される.レンズと関係のないレンズ状層理は75%以上のレンズが互いに隔離している.砂質のレンズは,長さと高さの比が20以内の厚いものと,長さと高さの比が20以上の平らなものに分けられる[Reineck & Wunderlich : 1968].フレーザー層理に比べて砂の量比が小さい. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報