狐狼(読み)コロウ

デジタル大辞泉 「狐狼」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろう〔‐ラウ〕【××狼】

キツネオオカミ
ずるくて、害心を抱く者のたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「狐狼」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろう‥ラウ【狐狼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キツネとオオカミ。キツネやオオカミ。
    1. [初出の実例]「竹林精舎、給孤(ぎっこ)独園も、此比は狐狼野干の栖(すみか)となって、礎(いしずゑ)のみや残るらん」(出典平家物語(13C前)二)
  3. ずるくて害心ある者をたとえていう語。
    1. [初出の実例]「花の都狐狼(コラウ)の伏土とならんこと遠からじ」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)一)

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