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竹林精舎 ちくりんしょうじゃVeṇuvana-vihāra

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

竹林精舎
ちくりんしょうじゃ
Veṇuvana-vihāra

古代インドマガダ国の首都ラージャグリハ (王舎城) の北方城門の外にあった仏教寺院。カランダカ (迦蘭陀) 長者が奉納した竹林にあり,伽藍はビンビサーラ (頻婆娑羅) 王が建てた。

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デジタル大辞泉の解説

ちくりん‐しょうじゃ〔‐シヤウジヤ〕【竹林精舎】

インドの五精舎の一。マガダ国の王舎城北門付近にあった寺院。現在のビハール州中部のラジギールにあたる。迦蘭陀(からんだ)長者が竹林を献じ、そこに頻婆娑羅(びんばしゃら)王が建てたといわれる。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ちくりんしょうじゃ【竹林精舎】

インドのマガダ国にあった最初の仏教寺院。カランダカ長者の竹林にビンビサーラ王が建立したもの。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竹林精舎
ちくりんしょうじゃ

釈尊時代、中インドの最強国であったマガダ国の首都、王舎城(おうしゃじょう)(ラージャグリハ。現在のビハール州ラージギルRjgir)の郊外につくられた僧園。サンスクリット名ベーヌバナ・カランダカ・ニバーパVeuvana-kalandaka-nivpaといい、詳しくは迦蘭陀(からんだ)竹園などと訳される。迦蘭陀長者が寄進したものとも、カランダカkalandakaという栗鼠(りす)あるいは鳥の住する竹で囲まれた園林をビンビサーラBimbisra王が奉献したものともいう。これは釈尊によって初めて受納された僧園で、成道(じょうどう)後の第2、3、4年目の雨安居(うあんご)をここで過ごしたと伝えられる。玄奘(げんじょう)によれば、この東に仏陀入滅に際して八分された舎利の一つを祀(まつ)る、阿闍世(あじゃせ)王によって建てられた仏塔があったという。[森 章司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の竹林精舎の言及

【祇園精舎】より

…スダッタ長者は修道に適した最勝のその地を得るために,財力を示そうとして園内に金銭を敷きつめたという。マガダ国にあってビンビサーラの保護を受けた竹林精舎とともに二大精舎として知られ,釈尊の説法も多くこの精舎で行われた。7世紀にこの地を訪れた玄奘はすでに荒廃していた当時の様子を伝えている。…

【寺院】より

…比丘は元来,出家遊行(ゆぎよう)の生活をたてまえとするので建物を必要とせず,ただ安居中だけ仮小屋を設けたらしい。初期教団の安居に使用された代表的園林として仏典の記すものに,舎衛城の祇園精舎,王舎城の竹林精舎などがある。教団の発展とともに,そうした園林にもしだいに建物が造られるにいたった。…

【ラージャグリハ】より

…7世紀の玄奘はたび重なる火災のために新たに新城が建設されたことを伝えている。近くには釈迦が在世中しばしば滞在した竹林精舎をはじめ,ビンビサーラが幽閉されたとされる獄跡がある。また旧城の東方には霊鷲山(りようじゆせん)が,西方にはバイバーラ丘が位置する。…

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