狙わり(読み)ねらわり

精選版 日本国語大辞典 「狙わり」の意味・読み・例文・類語

ねらわ‐・りねらは‥【狙り】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「ねらう(狙)」に完了の助動詞「り」の付いた「ねらへり」の上代東国方言 ) ねらっている。様子をうかがっている。
    1. [初出の実例]「等夜(とや)の野に兎(をさぎ)禰良波里(ネラハリ)をさをさも寝なへ児ゆゑに母にころはえ」(出典万葉集(8C後)一四・三五二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む