狩生鍾乳洞(読み)かりうしょうにゅうどう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「狩生鍾乳洞」の意味・わかりやすい解説

狩生鍾乳洞
かりうしょうにゅうどう

大分県南東部、佐伯市(さいきし)狩生の彦岳(ひこだけ)南麓(ろく)にある鍾乳洞。国指定天然記念物。洞内には多量の粘土があり、鍾乳石も粘土分に富み、黄褐色を呈したものが多い。キクガシラコウモリヤスデ類トビムシ類、ゴミムシ類が生息し、県指定天然記念物。観光施設は未整備。JR日豊(にっぽう)本線狩生駅下車、徒歩30分。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android