日本大百科全書(ニッポニカ) 「狩生鍾乳洞」の意味・わかりやすい解説 狩生鍾乳洞かりうしょうにゅうどう 大分県南東部、佐伯市(さいきし)狩生の彦岳(ひこだけ)南麓(ろく)にある鍾乳洞。国指定天然記念物。洞内には多量の粘土があり、鍾乳石も粘土分に富み、黄褐色を呈したものが多い。キクガシラコウモリ、ヤスデ類、トビムシ類、ゴミムシ類が生息し、県指定天然記念物。観光施設は未整備。JR日豊(にっぽう)本線狩生駅下車、徒歩30分。[兼子俊一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例