猾賊(読み)かつぞく

精選版 日本国語大辞典 「猾賊」の意味・読み・例文・類語

かつ‐ぞくクヮツ‥【猾賊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 悪がしこい賊徒。〔後漢書‐馬融伝〕
  3. ( 形動 ) 悪がしこく、人を傷つけたり残酷なことを平気で行なうような性質であるさま。〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「猾賊」の読み・字形・画数・意味

【猾賊】かつ(くわつ)ぞく

わるがしこい。その人。〔史記、高祖紀〕懷王の老將皆曰く、項は人と爲り悍猾なり。ぐる、殘滅せざる無しと。

字通「猾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android