猾賊(読み)かつぞく

精選版 日本国語大辞典 「猾賊」の意味・読み・例文・類語

かつ‐ぞくクヮツ‥【猾賊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 悪がしこい賊徒。〔後漢書‐馬融伝〕
  3. ( 形動 ) 悪がしこく、人を傷つけたり残酷なことを平気で行なうような性質であるさま。〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「猾賊」の読み・字形・画数・意味

【猾賊】かつ(くわつ)ぞく

わるがしこい。その人。〔史記、高祖紀〕懷王の老將皆曰く、項は人と爲り悍猾なり。ぐる、殘滅せざる無しと。

字通「猾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android