賊徒(読み)ゾクト

デジタル大辞泉 「賊徒」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「賊徒」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐と【賊徒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぬすびとの仲間。賊党賊衆
    1. [初出の実例]「六十余州に隠れのねえ賊徒(ゾクト)の首領日本駄右衛門」(出典歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)(1862)四幕)
  3. 反逆者の仲間。時の政府、朝廷に敵対する者たち。賊党。
    1. [初出の実例]「賊党高向国押謂漢直等曰〈略〉言畢奔走、賊徒亦散」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「次に平治元年十二月、信頼卿が謀叛の時、御方にて賊徒をうちたいらげ、勲功一にあらず」(出典:平家物語(13C前)一)
    3. [その他の文献]〔因話録〕

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普及版 字通 「賊徒」の読み・字形・画数・意味

【賊徒】ぞくと

賊の仲間。

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