猿眼(読み)サルマナコ

デジタル大辞泉 「猿眼」の意味・読み・例文・類語

さる‐まなこ【猿眼】

猿の目のように、丸くて落ちくぼんだ目。または、きょろきょろしている目。
「目は―、鼻は高梁鼻かうりゃうばな」〈虎寛狂・縄綯

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精選版 日本国語大辞典 「猿眼」の意味・読み・例文・類語

さる‐まなこ【猿眼】

  1. 〘 名詞 〙 猿の目のように、大きいくぼんだ目。きょろきょろと動くまるい目。また、猿のように赤い目。さるぼおまなこ。さるめ。
    1. [初出の実例]「たけ七尺ばかりなる男の〈略〉猿眼の赤髭なるが」(出典:長門本平家(13C前)八)

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