きょろきょろ(読み)キョロキョロ

デジタル大辞泉 「きょろきょろ」の意味・読み・例文・類語

きょろ‐きょろ

[副](スル)落ち着きなく、絶えずあたりを見まわすさま。「物珍しげにきょろきょろ(と)まわりを見る」「授業中にきょろきょろするな」
[類語]きょときょとぎょろぎょろじろじろじろりきょろりぎょろりぱちくりそわそわまじまじじっとしげしげつくづくはたきっとはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

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精選版 日本国語大辞典 「きょろきょろ」の意味・読み・例文・類語

きょろ‐きょろ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) うろたえなどして、そわそわと落ち着かないさま、また、落ち着かない様子であたりを見まわすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「二人ながら、こちのことかと、きょろきょろとするけしき、猶以、あしし」(出典:評判記・満散利久佐(1656)小藤)
    2. 「散眼(キョロ)々々とあたりを窺ふ衿元を」(出典人情本・春情花の朧夜(1860頃か)初)

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