猿面海老根(読み)さるめんえびね

精選版 日本国語大辞典 「猿面海老根」の意味・読み・例文・類語

さるめん‐えびね【猿面海老根】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科多年草各地深山のブナ林中に生える。高さ約五〇センチメートル。葉は二~三枚根もとから生える。葉身は長楕円形で先はとがり、長さ一五~三〇センチメートル。夏、葉間から花茎をのばし、径四センチメートルくらいの黄緑色の花を十数個つける。中央の裂片は広楕円形でへりにひだがあり、赤褐色斑が目立つ。えぞえびね。さるめん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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