猿面海老根(読み)さるめんえびね

精選版 日本国語大辞典 「猿面海老根」の意味・読み・例文・類語

さるめん‐えびね【猿面海老根】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科多年草各地深山のブナ林中に生える。高さ約五〇センチメートル。葉は二~三枚根もとから生える。葉身は長楕円形で先はとがり、長さ一五~三〇センチメートル。夏、葉間から花茎をのばし、径四センチメートルくらいの黄緑色の花を十数個つける。中央の裂片は広楕円形でへりにひだがあり、赤褐色斑が目立つ。えぞえびね。さるめん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android