玉の枢(読み)たまのとぼそ

精選版 日本国語大辞典 「玉の枢」の意味・読み・例文・類語

たま【玉】 の 枢(とぼそ)

① 玉のように美しい扉。また、美しい住居。
曾丹集(11C初か)「あしたには通ひしたまのとぼそも、ゆふべにはむぐらにうづもれて」
霊屋(たまや)の扉。
※栄花(1028‐92頃)峰の月「玉(タマ)のとぼそをとぢてより此のかた」

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