玉上(読み)たまがみ

日本歴史地名大系 「玉上」の解説

玉上
たまがみ

[現在地名]北谷町玉上

白比しるひー川の支流佐阿良さあら川北岸の石灰岩堤の斜面台地上に位置する。もとは仲山なけーま(仲山原)屋宜やーじ(前屋宜原)の小屋取からなる屋取集落。一般に屋宜・仲山と併称された。寄留時期は仲山が一七五〇年頃、屋宜が八五年頃との説がある(北谷村誌)。屋取構成員は仲山は毛氏崎浜家・毛氏崎原家など、屋宜は欽氏米須家・葉氏楚南家・農氏饒辺家などの士族が中心(北谷町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android