日本歴史地名大系 「玉上」の解説 玉上たまがみ 沖縄県:沖縄島中部北谷町玉代勢村玉上[現在地名]北谷町玉上白比(しるひー)川の支流佐阿良(さあら)川北岸の石灰岩堤の斜面台地上に位置する。もとは仲山(なけーま)(仲山原)と屋宜(やーじ)(前屋宜原)の小屋取からなる屋取集落。一般に屋宜・仲山と併称された。寄留時期は仲山が一七五〇年頃、屋宜が八五年頃との説がある(北谷村誌)。屋取構成員は仲山は毛氏崎浜家・毛氏崎原家など、屋宜は欽氏米須家・葉氏楚南家・農氏饒辺家などの士族が中心(北谷町史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報