日本歴史地名大系 「沖縄島中部」の解説 沖縄島中部おきなわじまちゆうぶ 西原（にしはら）町・浦添（うらそえ）市・宜野湾（ぎのわん）市・中城（なかぐすく）村・北中城（きたなかぐすく）村・沖縄（おきなわ）市・石川（いしかわ）市・北谷（ちやたん）町・嘉手納（かでな）町・読谷（よみたん）村・具志川（ぐしかわ）市・勝連（かつれん）町・与那城（よなしろ）町沖縄島の中央部を占め、東は中城（なかぐすく）湾と金武（きん）湾、西は東シナ海に面する。石川（いしかわ）地峡を境に北部と、那覇市街の国場（こくば）川から島尻郡与那原（よなばる）町に延びる低地を境に南部と区分される。三山鼎立時代の中山の地域にほぼ相当する。中頭という古来の呼称にほぼ相当する地域で、近世は中頭方に属し一一間切を形成、近代以降は中頭郡に含まれる。地勢は沖縄島南部と同様、隆起サンゴ礁に由来する石灰岩台地・段丘と小起伏丘陵からなる低島型。太平洋戦争前は農村地帯で、那覇と嘉手納（かでな）間を沖縄県営鉄道が運行した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
