玉井新田(読み)たまいしんでん

日本歴史地名大系 「玉井新田」の解説

玉井新田
たまいしんでん

[現在地名]東大阪市花園本はなぞのほん町一―二丁目・玉串元たまくしもと町一―二丁目

宝永元年(一七〇四)の大和川の付替えによって水量が減少した玉串川川床に開発された。若江郡に属し、東はおもに河内郡市場いちば村。川床であるため砂地で水田耕作は不可能であった。南北に分れており、南新田の開発人は泉屋利兵衛でのちに玉井清兵衛・吉田某の所有となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領

関連語をあわせて調べる

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む