玉作正月麿(読み)たまつくりの むつきまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉作正月麿」の解説

玉作正月麿 たまつくりの-むつきまろ

?-? 平安時代前期の俘囚(ふしゅう)。
元慶(がんぎょう)2年(878)出羽(でわ)秋田でおきた元慶の乱の際,俘囚200人余をひきいて夜襲をかけ,反乱側の80人を殺し,食糧や家をやくなど政府側に協力。3年,その功により外従五位下をさずけられた。名は正月丸ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android