精選版 日本国語大辞典 「秋田」の意味・読み・例文・類語
あき‐た【秋田】
[1] 〘名〙 (「あきだ」とも) =あき(秋)の田
※万葉(8C後)八・一五五六「秋田刈る仮廬(かりほ)もいまだこほたねば雁が音(ね)寒し霜も置きぬがに」
[2]
[一] 秋田県中西部、雄物川河口の地名。古くは齶田(あぎだ)、飽田(あくだ)といい、天平五年(七三三)、出羽柵(いではのき)が高清水岡に置かれた。室町時代は安東氏が支配、江戸時代は久保田と呼ばれ、佐竹氏二〇万石の城下町として繁栄。明治二二年(一八八九)市制。県庁所在地。
[二] 「あきたけん(秋田県)」の略。
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