玉川町火葬墓(読み)たまがわちようかそうぼ

日本歴史地名大系 「玉川町火葬墓」の解説

玉川町火葬墓
たまがわちようかそうぼ

[現在地名]昭島市玉川町三丁目

青梅線東中神ひがしなかがみ駅の南西五〇メートルの道路下から、昭和五四年(一九七九)下水道工事の際に発見された。標高九七メートル、立川面の平坦部にある。火葬墓は直径一メートル、深さ五〇センチの掘方内に身・蓋とも八角形の凝灰岩製の石櫃を置き、周囲を木炭で覆っていた。石櫃内には須恵器の獣脚付有蓋短頸壺があり、中に火葬骨が納められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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