玉曲瀬(読み)たまくせ

精選版 日本国語大辞典 「玉曲瀬」の意味・読み・例文・類語

たま‐くせ【玉曲瀬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たま」は美称 ) 浅瀬の砂や石の多いところ。河原
    1. [初出の実例]「玉久世(たまクセ)の清き河原に身祓(みそぎ)して斎(いは)ふ命は妹が為こそ」(出典万葉集(8C後)一一・二四〇三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android