玉火屋(読み)ぎょくほや

精選版 日本国語大辞典 「玉火屋」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐ほや【玉火屋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぎょくぼや」とも ) ランプの火をおおう、ガラス製の丸い筒。
    1. [初出の実例]「婢は竹筒のやうな台の洋燈(らんぷ)に、俗に玉火屋(ギョクホヤ)といふのを懸けたのを右手に持て」(出典油地獄(1891)〈斎藤緑雨〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android