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玉藻なす(読み)タマモナス

デジタル大辞泉の解説

たまも‐なす【玉藻なす】

[枕]藻が漂いなびく意から、「浮かぶ」「寄る」「なびく」にかかる。
「もののふの八十宇治川に―浮かべ流せれ」〈・五〇〉
「波のむたか寄りかく寄る―寄り寝(ね)し妹(いも)を」〈・一三一〉
「―なびき寝し児(こ)を」〈・一三五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

たまもなす【玉藻なす】

( 枕詞 )
「藻」の形状から比喩的に「靡なびく」「寄る」「浮かぶ」にかかる。 「 -なびき寝し児を深海松ふかみるの深めて思へど/万葉集 135」 「 -か寄りかく寄りなびかひし夫の命の/万葉集 194」 「もののふの八十宇治川に-浮かべ流せれ/万葉集 50

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