玉造岡山町(読み)たまつくりおかやまちよう

日本歴史地名大系 「玉造岡山町」の解説

玉造岡山町
たまつくりおかやまちよう

[現在地名]東区玉造たまつくり二丁目

単に岡山町ともいう。玉造越中たまつくりえつちゆう町と菱屋ひしや町の境からほぼ東に延びる両側町で、北は玉造栢木たまつくりかやのき町・吉右衛門肝煎地きちえもんきもいりち、東は玉造門前たまつくりもんぜん町・玉造禰宜たまつくりねぎ町。古くは明暦元年(一六五五)の大坂三郷町絵図にみえる「内かさや町」、玉造たまつくり内笠屋うちかさや町・笠屋町ともいったが、延宝八年(一六八〇)町名があるため願いによって改称した(大坂町之内町名替り候写)。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三八・役数三八役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む