最新 地学事典 「珪酸塩溶融体」の解説
けいさんえんようゆうたい
珪酸塩溶融体
silicate melt
珪酸塩が溶融したもの。主としてさまざまに重合した負の電荷をもつSiO4四面体とその間を埋める陽イオンからなる。SiO2量が増えると重合度が増し粘性が増大する。同様に,CO2や3価以上の原子価を有する陽イオンの増加は重合度を増すが,H2Oや1価の陽イオンの増大は,Si-Oの結合を切ることによってその重合度を下げ粘性を小さくする。また,珪酸塩溶融体は圧力の増加によってもその構造を変化させる。
執筆者:高橋 正樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

