現像中心(読み)ゲンゾウチュウシン

化学辞典 第2版 「現像中心」の解説

現像中心
ゲンゾウチュウシン
development center

ハロゲン化銀写真において現像が開始される部分.ハロゲン化銀還元の触媒になる.露光部では潜像が現像中心になるが,未露光部でも種々な原因で現像中心が生じる場合があり,かぶりを与える.これをかぶり核(fog center)という.一般にかぶり核は,潜像の核に比べて小さな銀の集合体からなる.現像中心はその大きさによって決まる電子捕獲準位があり,現像主薬から電子が注入される.電子注入によって負に帯電した核は,格子間銀イオンを引きつけて反応し,さらに成長していくと考えられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む