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かぶり fog

翻訳|fog

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

かぶり
fog

写真感光材料を現像したとき,撮影や焼付けによる正規の露光では感光しないはずの部分に多少の黒化が起る現象。不意の光が入ったために淡く黒化したり,X線を照射されたり,保存が悪く高熱や有害ガス,さらには摩擦による圧力などが感光面に加えられることによって生じる。

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世界大百科事典 第2版の解説

かぶり【fog】

写真フィルムや印画紙などの感光材料を現像した場合,露光を受けなかった部分に黒化や着色が現れることがあり,これを〈かぶり〉という。感光材料に目的以外の光や放射線を不用意に照射して現像した場合に生ずる黒化を〈かぶり〉ということもあるが,これらは現象としては感光と変りない。感光材料は光,放射線の作用を受けないでも〈かぶり〉を有し,この〈かぶり〉は,感光材料を長期間,とくに高温,高湿度で保存した場合に著しく現れる。

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世界大百科事典内のかぶりの言及

【霧】より

…霧は地面付近に生じた雲で,空中に浮かんだ無数の微小な水滴(霧粒)からなる。微小水滴は光を散乱,吸収するので,霧の中では見通しが悪くなり,時には数m先が見えなくなることもある。薄い霧では500m~1km先が見えるが,気象観測では見通せる距離(視程)が1km以上の場合はもや(靄)と呼んで霧と区別している。目の高さの水平視程は1km以下であるが,天空がかすかにでも見えるくらいのものを〈低い霧〉,目の高さの水平視程はよくても地面に近いところに霧のある場合を〈地霧〉と呼んでいる。…

【写真フィルム】より

…ネガタイプでは光のあたらなかった部分,ポジタイプでは光の十分にあたった部分でも現像,定着処理したときにいくらか写真濃度を生じ,現像時間を延ばすと濃度が増加する。この写真濃度をかぶりと呼ぶ。直線の傾きをガンマ(γ)と呼び,フィルムの調子の度合(階調,コントラスト)を表す尺度である。…

※「かぶり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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