現実離(読み)げんじつばなれ

精選版 日本国語大辞典 「現実離」の意味・読み・例文・類語

げんじつ‐ばなれ【現実離】

  1. 〘 名詞 〙 現在の事実とかけ離れていること。現在の状態ではとても実現しないと思われるさま。
    1. [初出の実例]「殊にシェイクスピアのやうな現実ばなれのした芝居に於ては」(出典:春興倫敦子(1935)〈福原麟太郎〉クリスマス前後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android