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現無し ウツツナシ

デジタル大辞泉の解説

うつつ‐な・し【現無し】

[形ク]
何かに気を取られて、ぼんやりしているさま。正体もない。
「この心をも得ざらん人は、物狂ひともいへ、―・し情なしとも思へ」〈徒然・一一二〉
思慮分別のないさま。たわいない。
「心ばへなども、いかにぞや―・くて、朝夕好む事とては、犬くひ、田楽などをぞ愛しける」〈増鏡・むら時雨〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

うつつなし【現無し】

( 形ク )
正気を失っているさま。ぼんやりと放心しているさま。 「この心を得ざらん人は、物狂ひともいへ、-・し、情なしとも思へ/徒然 112
しっかりした判断力がない。 「心ばへなどもいかにぞや、-・くて/増鏡 むら時雨

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