琉球政府の行政主席公選

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琉球政府行政主席の公選

米軍統治下の沖縄では、米国民政府高等弁務官琉球りゅうきゅう政府行政主席を任命していた。日本復帰前の1968年11月10日、沖縄の念願だった初の主席公選が実施された。投票率は89・11%。革新系の屋良朝苗やら・ちょうびょう氏が23万7643票を獲得して当選した。日米両政府の支援を受けた前那覇市長の西銘順治にしめ・じゅんじ氏は20万6209票。琉球独立を掲げた野底武彦のか・たけひこ氏は279票だった。72年5月15日の復帰後は保守、革新の両勢力が県政交代を繰り返している。

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