精選版 日本国語大辞典 「高等弁務官」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
高等弁務官という称号は、国際関係において種々の場合に任命される高官について用いられる。まず、外国領土で一国が行使する政治的権限を付与された当該国の代表者(たとえば、イギリス占領下のエジプト駐在高等弁務官や、返還以前の沖縄におけるアメリカの高等弁務官)を、また、他国と共同統治を行う領土における一国の代表者(たとえば、かつてニュー・へブリデス諸島の英仏共同統治においてそれぞれが任命していた高等弁務官)をさすことがある。つぎに、一定の施政権または行政権を付与された国際機関(ないし1または2以上の国)の代表者(たとえば、国際連盟のダンツィヒ自由市高等弁務官)や、最近ではとくに、人道援助や人権の国際的保障のための活動をする国際機関(たとえば、国連難民高等弁務官、国連人権高等弁務官、OSCE〔欧州安全保障協力機構〕少数民族高等弁務官)をさすことがある。なお、1991~2000年にかけて緒方貞子(おがたさだこ)が国連難民高等弁務官を務めた。さらにまた以上とは別に、2国間の政治関係が通常の外交関係の存在を困難にする際に一政府が他政府に派遣する代表者(かつてのフランスとベトナム)について用いられることもある。
[皆川 洸・川﨑恭治]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新