精選版 日本国語大辞典 「甘棠の詠」の意味・読み・例文・類語 かんとう【甘棠】 の 詠(えい) ( 中国、周の宰相召公奭が甘棠樹の下で民の訴訟を聞き、公平に裁断したので、民が召公の徳を慕い甘棠の詩(「詩経‐召南」所収)をつくりうたったという故事から ) 人々が為政者の徳をたたえること。[初出の実例]「任終国司国人送来。是依三不レ行二非法事一、自成二甘棠之詠一歟、各仰二感悦之由一了」(出典:中右記‐保安元年(1120)二月二九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例