甘葛煎(読み)あまずらせん

精選版 日本国語大辞典 「甘葛煎」の意味・読み・例文・類語

あまずら‐せん あまづら‥【甘葛煎】

〘名〙
正倉院文書‐天平八年(736)薩摩国正税帳「運府甘葛煎担夫参人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の甘葛煎の言及

【甘葛】より

…中世後期に砂糖の輸入がはじまり,近世になってその国内生産が増大するとともに,位置をゆずって消滅した。アマズラと呼ぶ植物からとった汁を煮つめたもので,甘葛煎(あまずらせん),味煎(みせん)とも呼ばれた。原料植物のアマズラについては諸説があり,ツタの1種とかアマチャとかいわれるが,ツタが正しいようである。…

※「甘葛煎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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