生る甲斐(読み)いけるかい

精選版 日本国語大辞典 「生る甲斐」の意味・読み・例文・類語

いける【生る】 甲斐(かい)

  1. 生きている張り合い。生きがい。いける験(しるし)
    1. [初出の実例]「明けたてばまづ刺す紐(ひも)の糸弱び絶えて逢はずはなどいけるかひ」(出典貫之集(945頃)六)
    2. 「貧しくてはいけるかひなし」(出典:徒然草(1331頃)二一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む