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生化学的調節 せいかがくてきちょうせつbiochemical modulation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

生化学的調節
せいかがくてきちょうせつ
biochemical modulation

最近,癌の化学療法に持ち込まれた概念。抗癌剤 effecting agentを投与する際,それと同時にあるいはその前後に,ある物質 modulatorを投与することによって,その抗癌剤の活性化を促進したり分解を抑えたりすることである。これによって抗癌剤の効果を高めたり,正常細胞に対する毒性を軽減したりするメリットが得られる。この場合の modulating agent; modulating factorは抗癌剤でも非抗癌剤でもかまわない。臨床の場で用いられている代表的な治療法としては,5-Fu-MTX (メソトレセート) 交代療法,5-Fu-ロイコボリン併用療法あるいはテガフール+ウラシル (UFT) などがあげられる。またビンクリスチン,アドリアマイシンなどの薬剤における耐性をベラパミルといったカルシウム拮抗剤との併用により克服するような研究も進められている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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