生態種(読み)せいたいしゅ(その他表記)ecospecies

翻訳|ecospecies

最新 地学事典 「生態種」の解説

せいたいしゅ
生態種

ecospecies

分類学で使う群の単位一つ。同一種が異なる環境に生育するために,環境条件に適応して分化した性質が遺伝的に固定して生じた型を生態型というが,その生態型をいくつかまとめたものが生態種で,このなかでは交配は自由に行われる。共同種は異なる生態種をまとめた上級の群で,リンネ種にほぼ相当する。第三紀以降の化石種のなかにも,いくつかの生態種の例が知られている。参考文献R.W.Chaney (1938) Bot.Rev.,Vol.4

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関連語 鈴木

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生態種」の意味・わかりやすい解説

生態種
せいたいしゅ
ecospecies

種の分類の一基準であって,生態型をまとめて一つの種と考えたもの。逆にいうと,同一の生態種が個々の条件下でやや異なる表現型をとるものが生態型である。生態種は,通常,リンネ種よりは狭く,生態種をまとめた共同種が,通常の種にだいたい該当する。

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