生瀬死ぬる瀬(読み)いきるせしぬるせ

精選版 日本国語大辞典 「生瀬死ぬる瀬」の意味・読み・例文・類語

いきる【生】 瀬(せ)(し)ぬる瀬(せ)

  1. 生きるか死ぬかの分かれめ。生死瀬戸際。生き死にの境。
    1. [初出の実例]「平兵衛が身一生、いきるせかしぬるせの大事の金に行つまり」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上)

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