瀬戸際(読み)セトギワ

デジタル大辞泉 「瀬戸際」の意味・読み・例文・類語

せと‐ぎわ〔‐ぎは〕【瀬戸際】

狭い海峡外海の境。
勝負成否などの分かれ目。「生きるか死ぬかの瀬戸際
[類語]直前目前間際寸前間近土俵際土壇場

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瀬戸際」の意味・読み・例文・類語

せと‐ぎわ‥ぎは【瀬戸際】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 瀬戸と海との境。小さな海峡と海との境目部分。〔和英語林集成初版)(1867)〕
  3. 成功失敗かの分かれめ。安危生命など、運命がきまる重大な分岐点。瀬戸。
    1. [初出の実例]「此瀬戸際(セトギハ)に、思案どころか」(出典浄瑠璃大塔宮曦鎧(1723)三)
    2. 「然うですとも、爰が、浮沈の迫戸際(セトギハ)ですからね」(出典:魔風恋風(1903)〈小杉天外〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android