生物社会(読み)せいぶつしゃかい

精選版 日本国語大辞典 「生物社会」の意味・読み・例文・類語

せいぶつ‐しゃかい ‥シャクヮイ【生物社会】

〘名〙 個体間の相互関係基礎とし、一定機能秩序とをもつ生物集団。同一種の個体からなる種内社会と、二種以上の個体からなる種間社会とがある。

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デジタル大辞泉 「生物社会」の意味・読み・例文・類語

せいぶつ‐しゃかい〔‐シヤクワイ〕【生物社会】

一定の機能と秩序をもつ生物集団。

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世界大百科事典(旧版)内の生物社会の言及

【生物群集】より

…動物の場合は,個体の行動を介して起こっている相互関係に重点を置いて見た場合の個体群を指すのに用いることが多く,植物の場合は,群集の中の植物(とくにいわゆる高等植物)だけの集団を指し,あるいはそれを一つの学派の見方で研究する場合にのみ用いることが多い。また日本の一部では,今西錦司のすみわけ原理に立つ場合に,群集のことを生物社会と呼んでいる。
[生物間の相互依存性]
 動物は,他の生物の体や死骸,またはその一部を食って生活している。…

※「生物社会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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