生蝋(読み)キロウ

精選版 日本国語大辞典 「生蝋」の意味・読み・例文・類語

き‐ろう‥ラフ【生蝋】

  1. 〘 名詞 〙 はぜ、うるしなどの実からとった蝋。ろうそくの原料とする。木蝋(もくろう)
    1. [初出の実例]「元来上々生蝋(キラフ)のながれなれば、三百七拾文につけるを」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android