産流(読み)うみながし

精選版 日本国語大辞典 「産流」の意味・読み・例文・類語

うみ‐ながし【産流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 流産すること。
    1. [初出の実例]「これも御うみながしにて俄かにうせさせ給ひにけり」(出典:増補本増鏡(1368‐76頃)一二)
  3. 産むだけで自分世話をしないこと。うみっぱなし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android