普及版 字通 「甬」の読み・字形・画数・意味
甬
7画
[字訓] おけ
[説文解字]

[金文]


[字形] 象形
上部に










[訓義]
1. おけ、おけの初文。
2. 鐘の柄、鈴形の鐘。
3. 花の開くさま、甬々。
4. 踊と通じ、おどる。
[声系]
〔説文〕に甬声として




[語系]
甬・踊・涌・蛹・


[熟語]
甬道▶・甬路▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国鐘には鐘身の裾がヨーロッパのベルのように開き,波状などに作るものがある。また朝鮮鐘は袈裟襷がなく,鈕の竜頭(りゆうず)後方に装飾的な筒(旗挿または甬(よう))を付すものが多い。なお現存する梵鐘のうち,在銘の最古のものは,中国,南北朝陳の太建7年(575)銘のもの(奈良国立博物館)で,和鐘では戊戌年(698∥文武2)の銘をもつ京都妙心寺の鐘,朝鮮では唐の開元13年(725)銘の上院寺鐘が古い。…
※「甬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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