田の実の節供(読み)たのみのせっく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「田の実の節供」の意味・わかりやすい解説

田の実の節供
たのみのせっく

田の実,タノミの祝い,タノムの日,タノモ節供八朔 (はっさく) 節供ともいう。旧暦8月1日に新穀などを贈答し合って祝った民間行事。稲の実りを神にタノム (祈願する) 意に始るが,転じて頼むの節供として,武士の間で贈答を行い,奉公人や嫁は里帰りをする習俗となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む