最新 地学事典 「田倉山火山」の解説
たくらやまかざん
田倉山火山
Takurayama volcano
京都府福知山市夜久野町から兵庫県朝来市和田山町にかけて分布する第四紀火山。宝山とも。中・古生層・花崗岩・珪長質火砕岩類を不整合に覆う。岩質はアルカリかんらん石玄武岩。やや開析されたスコリア丘の田倉山(標高349.7m,比高140m,底径1km)と下位から小倉・衣摺・田倉山の各溶岩からなる。K-Ar年代は0.37~0.31Ma。小倉溶岩は分布の東端で六角柱状節理が発達し保存されている。周縁には火山活動以前の水坂層,活動期の夜久野ヶ原層,活動後の上夜久野層等の第四紀堆積層が分布する。参考文献:田倉山団研(1984) 地球科学,38巻
執筆者:古山 勝彦・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

