出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…その群には,(1)側火山群や後カルデラ丘群(中央火口丘群)などのように複成火山に付随したり,その一時期を示すもの,(2)複成火山とは無関係で単成火山だけで群をなすもの,の2種がある。(2)の例は男鹿半島の一ノ目潟,二ノ目潟などの目潟群(マール群),伊豆半島東部やフランスのオーベルニュにあるスコリア丘,溶岩円頂丘,マールなどの火山群など,大陸地域や島弧の内側に多い。このようなものを独立単成火山群と呼ぶ。…
…一般に基底直径1km以下,比高200m以下と小型で,1輪廻の噴火で側火山や中央火口丘として生じるが,群在する例もある。火山砕屑物の種類によってスコリア丘(噴石丘),軽石丘,火山灰丘に三大別される。この順序で,山腹傾斜が減少し(スコリア丘で約30度),また火口が相対的に大きく,爆発程度が強く,個数が少なくなる。…
※「スコリア丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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