田原正人(読み)タハラ マサト

20世紀日本人名事典 「田原正人」の解説

田原 正人
タハラ マサト

大正・昭和期の植物学者



生年
明治17(1884)年7月13日

没年
昭和44(1969)年2月17日

出生地
山梨県甲府

学歴〔年〕
東京帝国大学理科大学植物学科〔明治41年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正6年〕

経歴
明治41年から42年まで東京帝大の助手をつとめ、大正6年学位を得た後、八高教授、東北帝大教授を歴任し、横浜市大教授となった。植物形態学細胞学を研究し、キク属の染色体研究で知られる。著書に「植物形態学汎論」「細胞学総論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田原正人」の解説

田原正人 たはら-まさと

1884-1969 大正-昭和時代の植物学者。
明治17年7月13日生まれ。大正12年東北帝大教授。のち横浜市立大教授。キク科植物の染色体研究で知られる。昭和44年2月17日死去。84歳。山梨県出身。東京帝大卒。著作に「植物形態学汎論」「細胞学総論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android