田平城跡(読み)たびらじようあと

日本歴史地名大系 「田平城跡」の解説

田平城跡
たびらじようあと

[現在地名]宇土市上網田町

田平集落の南西側丘陵地にある中世城跡で、「国誌」によれば文明年間(一四六九―八七)名和武顕の家臣杵築越後が居城し、顕興・顕孝の代には加悦大和入道素心が居城したとある。西側部分に堀切(幅一〇メートル)がありこの堀切で仕切られた長さ二七〇メートルの区域が城跡と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android