田辺町大帳(読み)たなべまちだいちよう

日本歴史地名大系 「田辺町大帳」の解説

田辺町大帳
たなべまちだいちよう

一三〇冊

別称 田辺大帳

原本 田辺市闘鶏神社

解説 天正一三年から慶応二年に至る田辺町会所の史料商工業や庶民生活関係の内容が多い。本帳に「御用留」「万代記」を併せると田辺地方を中心とする町方在方の諸問題を究明できる貴重な史料である。なおこの大帳には「町大帳早引」(八冊)索引がある。田辺町大帳とともに県指定文化財。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む