精選版 日本国語大辞典 「由事」の意味・読み・例文・類語
よしばみ‐ごと【由事】
- 〘 名詞 〙 上品ぶったふるまい。気取っていること。風流ぶっていること。
- [初出の実例]「ややもせば、腰はなれぬばかり折れかかりたる歌をよみいで、えもいはぬよしばみごとしても」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...